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東北関東大震災情報(東京など)

東京在住の知人から情報が届きました。

今回の地震の場合は、被害が複雑なカタチで出現しているというのが実感です。被災地から遠く離れていても、間接的な被害が出ています。金沢のビジネスホテルでは宿泊キャンセルが続出し、お手上げ状態です。私も午後からある温泉旅館の方と打ち合わせを予定していましたが、キャンセル対応に追われていて延期になりました。東京では計画停電による影響があるようです。

 

東京都日野市の職員からの情報。

 

「日野市は金曜日の地震以来、計画停電に備えて、システムを事前に落としたり、役所の機能が昨日(15日)までほとんど機能しておりませんでした。今日からは朝礼で停電になってもシステムは落とさないとの発表がありましたが、ガソリン不足による物資が届いていないので、今は紙が全くなくなり、市民への証明などの印刷物が発行できない状況です。東京は昨夜も余震があり、未だ予断を許さない状況です」

 

地域づくり全国大会の中止を決定

 

地域活性化センターが行っている地域づくりの全国大会(地域づくり団体全国研修交流会)が、5月に熊本開催を予定していましたが、中止になりました。私も参加するつもりで航空券も手配したのですが、キャンセルしました(キャンセル料が高い!)。役員をしているOさんからの情報です。

 

「昨日と本日、東京で地域づくり全国協議会の役員会に出席しました。計画停電、突然の電車の運休、渋滞、長蛇の列、ギュウギュウ詰めの車内、歩き、深夜の地震・・・散々でした。東京の交通はズタズタです。こんな時に東京へ出掛ける事自体も問題です」

「役員会では5月13日から開催予定の全国研修交流熊本大会の中止を決定しました。東北地方太平洋沖地震の未曾有の震災に配慮したものです。主催地の熊本大会実行委員会からの申し出を了解したものです。延期ではなく中止です。熊本県の実行委員会では苦渋の選択をされましたので、ご理解をお願いします。熊本県では、新幹線開通に伴うイベントも自粛する決定がされました」

「役員会では、東北地方の震災の支援として、全国協議会として出来ることが無いかについて協議しました。そこで、私の方から、ある程度復旧が進んだ時点(年末若しくは年明け)で、復興を支援する、元気をつける、希望へ繋ぐシンポを被災地でできないかを提案しました。この後に、全国からボランティアが沢山出掛けると思います。6カ月が過ぎると、極端に減ってきます。復旧から復興、振興への道筋を一緒に考える重要な時期に全国からの知恵と元気、地元へ少しでも次に繋がる仕掛けや資金が提供できればと思います。能登半島地震のあとに実施した「地域づくり円陣~震災復興から持続可能な地域づくりへ~」のイメージです(赤須注:地域づくり円陣は石川県で開催している地域づくりシンポジウム、赤須もコーディネーターとして運営に携わっています)。被災地に負担を掛けずに、被災地にとって役立つシンポができないかと思っています」

 

東京にいる大学生の娘が一時帰郷することを決め、いま高速バスに乗っています。電車が満員なので池袋まで二駅歩き(地震直後にも歩いてアパートに帰ったので自信がついた)、高速バスを予約したとのこと。逞しくなったかも。差し迫った用がないのなら、実家で事態の推移を見守るのは、賢明な決断ではないでしょうか。


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