時期尚早と自重していましたが、東北関東大震災で被災した酒蔵の応援を始めることにしました。酒呑みの私にできる応援は「東北のお酒を呑むこと」。名付けて「呑みボラ」。能登半島地震で被災した酒蔵の支援から始まった呑みボラ、その東北編を始めます。第一弾は福島県の大木代吉本店のお酒の購入です。
時期尚早と思っていたのは、いまはまだ救助活動の段階と思っていたからです。ところが、現地の酒蔵の情報が入るにつれ、しぼりたてのお酒を一刻も早く救助しなければならない状態であることが見えてきました。酒呑みの手前勝手な理屈であることは百も承知、です。
一歩踏み出して実感したのは、物流がズタズタである、ということです。大木代吉本店には売るお酒はあります。瓶詰めしなければなりませんが、お酒はあります。ところが、配達する手段がありません。ガソリン不足のため宅配便のトラックが来てくれないのだといいます。我々が自動車を飛ばして取りに行っても事情は同じ、途中で、あるいは帰りに、立ち往生するに違いありません。
だからいまは、応援の意思表示としてお酒の予約受付を始めます。お酒を欲しいという声が酒蔵の人たちを励ますことになります。能登の時もそうでした。それを信じて始めます。
呑みボラ東北編は酒蔵環境研究会(代表幹事世古一穂さん)と一緒に行います。申込書を添付しました。ご覧ください。「nomiboramoushikomi.PDF」をダウンロード